現場で役立つ!騒音計が使われる3つのシーン

騒音計の役割とは

 

騒音計(Sound level meter)は、音の大きさを「騒音レベル」という数値であらわすことができる測定器です。工事の際に出る音や、家庭から出るさまざまな音がどれくらいの騒音レベルなのかを知ることで、典型七公害のひとつである騒音によるトラブルを未然に防ぐことができます。
測った数値は、ホンやデシベルという単位で表されます。
こうした単位で大きさが可視化されると、「声がうるさい」、「工事をしている音が騒がしい」という主観的でしかない感覚を、万人が共有できるものさしで見ることが可能になるのです。
騒音計は、マイクロホンで音を収集し、その音を周波数補正回路、増幅部、可変域衰器、実効値検波回路といった回路に通すことで、数値化されます。
こうした騒音計が使われる3つのシーンについて、まとめてみました。

 

 

騒音計の用途その1:工事を円滑に進める

 

騒音計のもっともオーソドックスな使い方といえば、工事現場での使用といえるかもしれません。工事は、解体作業、組み立て作業を含め、さまざまな大きい音を発します。人里離れた場所での作業はそれほど音に気を遣う必要はありませんが、ビルが隣接している場所での工事や、住宅街での作業は、騒音に配慮して進めることが求められます。
その場合、騒音計を設置し、目に見える形で音の大きさを示すことによって「近隣に配慮した工事をおこなっています」、「大きく感じるかもしれませんが、人体に被害が出るような大きさの騒音は出していません」というアピールをすることが可能です。
少しの作業音でも文句をつけたいというクレーマーのような住民もゼロではない昨今、騒音計で対策をしていることをアピールするのは、転ばぬ先の杖として有効といえます。
短期間の工事や解体作業の場合、騒音計を購入せずにレンタルして使用する方が、安く使えることもあります。使用したい期間や個数を決めて、レンタル見積もりを依頼すると良いでしょう。

 

 

騒音計の用途その2:ご近所トラブルを未然に防ぐ

 

ご家庭で、「にぎやかなのは元気な証拠というけれど、うちの子、ちょっと騒ぎすぎかも‥‥?」と不安になることはありませんか?
近年、ご近所トラブルで多く寄せられるのが「騒音トラブル」です。ピアノやヴァイオリンといった子どもの習い事の練習や、ワーワーキャーキャーと声を上げる声は、本来微笑ましいもの。しかし夜勤や24時間シフトなど、日本人の働き方はさまざまです。昼間に就寝している人にとっては、にぎやかな声が耳障りという場合も。また、自宅で療養したり介護を受けている人にとっても、度を超えた騒音は苦痛となってしまいます。
「そうはいっても子どもの声なんて、どれくらいうるさいか分からないし‥‥」という方は、騒音計をレンタルして、一度、自宅の音の大きさを計測することをおすすめします。
騒音計を使うと、「音のうるささ」というあいまいなものが、ホンやデシベルといった数値で可視化されます。自宅で出す大きな音に気づくだけでなく、モンスタークレーマーのように文句をつけてくる人にも「騒音レベルはこの値ですよ」と、数値を出すことができるので便利です。
騒音計は、レンタルもできるので、わざわざ家庭で購入する必要はありません。レンタル料金は使用期間によって異なるので、事前に見積もりをとってから利用すると便利です。

 

 

騒音計の用途その3:騒音研究で住みやすい環境作りを目指す

 

先に述べたように、騒音は立派な公害です。人に不快感を与えるだけでなく、騒音の大きさや継続期間によっては人体へ精神的、肉体的なダメージをもたらしてしまうことがありえます。そうした事態を防ぐために、騒音そのものを研究し、住みやすい環境や空間作りを目指している人たちもいます。
騒音や振動は、機械工学や人間科学などさまざまな分野で研究されています。機械から発する音そのものについて研究することもあれば、騒音にまつわる人間の変化を研究することもあります。こうした分野では、実験や調査に騒音計が使われることがあります。

 

 

まとめ

 

騒音計は、このようにさまざまなシーンで活用されています。騒音計は、新品を購入するだけでなく中古市場、レンタル利用も充実しており、予算や使用期間に合わせて使い分けられています。
新品は、中古購入やレンタル利用と比べると費用が高額になるのがデメリットですが、その反面、使用期間や使用方法に制限がなく、使いたい時に自由に使えるというメリットがあります。
中古は、メンテナンスの有無や商品のコンディションをきちんとチェックして購入する必要がありますが、新品の半額、もしくはそれ以下という価格で購入することができるのがメリットです。
また、レンタルの利用は、想定される試用期間や必要な個数をしっかり決めてから見積もりを依頼する必要こそあるものの、メンテナンスの心配なく手軽に使用できるというメリットがあります。短期間の調査や、解体工事など、継続的ではない現場での使用には安価に使用できるレンタル騒音計の利用がおすすめといえるでしょう。いくつかのレンタル業者から見積もりをとって、価格を比べてみると、よりいっそうお得に利用することが可能です。